四万十町では年末辺りからちらほら聞こえてきた声
「ことしはぬくいにゃぁ」
「今年はあったかいね」という意味なのですがあなたの住んでいるところではどうでしょうか?
四万十は例年だったら年明けくらいには雪が降ったり積もったりなんてことの方が多いんですが、今年は雪が降る気配すらなく、私も上着がなくてもうろうろできるくらい暖かい日が続いています。
もう梅が咲いちゃった
私の家の庭には昔から植わっていたであろう梅の木があります。
特に肥料とかをやらなくても毎年きれいに花をつけて、枝をグングン伸ばしてくれます。
なので手入れと言っても混みあった枝を剪定して整理するくらい。
んで、今年の2月に入るか入らないかという頃にふとこの梅の木の近くを通りかかったら
「あれ?いいにおい」
となったわけです。
そんな梅の香りに気が付いたのもつかの間、この週末辺りで一気に花が咲いてなかなかきれいでした。
でもね
梅の花ってもう少し後に咲かなかったっけ??って思って過去のブログを見てみたらこれくらい綺麗に咲いていたのはやっぱりもう2週間くらいあとだった模様
ちなみに3/29には四万十町名物の
「四万十川桜マラソン」が開催されるのですが、梅がこんなに早く咲いちゃったら桜も早く咲いちゃってマラソンが行われる頃にはせっかくの桜が散ってしまわないか心配でなりません。。。
桜といえば花見
と言いつつ梅の画像ですけど。。。
なんで花見って言ってるのに梅の画像かって??
何の気なしに花見とか調べてみたら面白いことがわかったから忘れないように書いてみたくなったんです(笑)
花見と言えば梅だった
ちょっと調べてみたら奈良時代で花見と言えば
「桜」
じゃなくて
「梅」
を指していたそうな。
今の花見の原型は既にこの奈良時代には始まっていて、当時人気だった花は梅でした。
貴族たちが造園するときに梅の木を入れることが多かったらしい。
当時は遣唐使を介して中国とのやり取りが盛んで、中国の文化や物品のやり取りが行われる中の一つに梅があり、香りが強い梅の木は大変人気を博したようです。
人気のバロメーター
奈良時代は歌が詠まれることが多く、かの有名な「万葉集」ができたのもこの時代。
その中で桜について歌った歌は43首だったのに対して梅をうたったのは110首と倍以上の差があったことからも梅が人気だったことがうかがえますね。
梅と桜の季節が近づいてくると、個人的には花粉が気になる季節になってきます。
今年の花粉はひどくないといいんですけど。。。。