仕事の関係で写真を撮る機会が多いため、ついついどうやったらより良い写真が撮れるだろうか??と模索すること約2年。
基本は物撮りと呼ばれる商品などの写真を撮影することが多いけれど、せっかくいい機材なのでSNSにも力を入れてみようと四万十川沿いの風景を中心に自然の写真を撮影しているとこんな風に撮りたいなと思うことが多くなってきた。
そこで、より撮影したいものを撮りやすくなるようにとレンズ用のフィルターを購入して使ってみたのでちょっとまとめてみました。
使用している撮影機材のおさらい
今会社で使用している機材については以前
四万十の星空を綺麗に撮る方法
で一度ご紹介していますが、こんな感じで変わりないです。
SONY α7iii ILCE-7M3
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シグマ 35mm F1.4 DG HSM ソニー用
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写真の修行には画角を固定して感覚を身に着けるのも大事という話をよく聞くし、なによりも短焦点レンズの写りが素晴らしいのでたま~に
「ズームレンズほしいな」
と思わないこともないけど、結構楽しく撮影ライフを楽しんでいます。
今回購入したフィルターは??
さて、今使用している機材はそれとして今回購入したフィルターはコチラになります。
このフィルターは何か?というと
- C-PLフィルター
- ND8フィルター
- ND64フィルター
の3種類のフィルターが入ったお得なセットです。
今まで使用していたのはレンズのほどフィルターのみでこういう効果フィルターはなかったので、お得感と書き込みの評価の高さ重視で選択しました。
それぞれのフィルターについて
C-PLフィルター
偏光レンズって聞いたことありませんか?
よくあるのは偏光レンズのメガネだと思うんですが、水面とか窓ガラスの余計な映り込みとかまぶしさを軽くしてくれるレンズです。
カメラ用のPL(偏光)フィルターも同様の効果があるのですが、撮影の際に水面の反射を抑えてくれたり、風景写真を撮る際に空気中を飛んでいるチリとかにあたってちょっとくすんでいるようなところでも割ときれいに撮影できるようになるスグレモノです。
あと、余計な反射を抑えるので葉っぱとかに光が当たって白くなっているような状態も軽減してくれるので、葉っぱの緑や花の色なんかも綺麗に撮影することができる様です。
とはいえ、デメリットもちょっとあるみたいなのでまとめてみると
- 空が青く撮れる
- 水面やガラスの反射をコントロールできる
- 風景写真をクリアに撮れる(かもしれない)
- 写真が暗くなる(2~3段くらい)
- レンズフードと併用できない
- 寿命がある(熱や紫外線に弱い)
NDフィルター
減光フィルターともいわれるフィルターで、サングラスをイメージしてみるとわかります。
フィルターをのぞいてみると、ガラス面が黒くなっているのがわかります。
今回購入したセットにはND8とND64の2種類が入っていたのですが、このNDの後についている数字が大きいほどより暗いフィルターという意味になります。(下の写真だと、真ん中がND8で右がND64ということですね)
ちなみに数字の意味はND8だとフィルターを通過する光の量が1/8に、ND64だと1/64になりますよという意味です。
めんどくさかったら数字が大きいほど暗くなるよって覚えておいたらいいんじゃないでしょうか?
んで、明るいレンズかったのになんでわざわざ暗くしたいのか??というと、こんな写真が日中でも撮れるようになるから!!
この画像はフリーのやつですが、こういう水がシルクみたいになって写っている写真はシャッタースピードを遅くして撮影します。
んで、NDフィルターを付けないで日中にシャッタースピードを遅くするとどうなるかというと光が入りすぎて写真が真っ白になってしまうんですね。
その真っ白けを防いで明るい時でもシャッタースピードを遅くして上のような写真を撮るためにはNDフィルターが必須となります。
四万十川を撮影するにあたって
「ここでシャッタースピード遅くして撮りたいなぁ」
なんて思う時がしばしばあったので、その表現にやっと踏み入れることができそうです。
次の記事ではC-PLフィルターとNDフィルターが届いてうれしくなって早速使用した実験画像を撮影してきたので、使い方がてらレビューしたいと思います!!