四万十ヒノキには抗菌・抗カビ・殺菌作用があると言われ、古くから最高級のまな板の素材として重宝されてきました。
魚などの匂いが移りにくく、使用後もいつまでも匂いが残りません。
また、その適度な柔らかさは包丁にも優しく、刃先を傷めにくいので切れ味が長持ちします。
高知で育った四万十ひのきは、他のひのきより油成分を多く含みます。
豊富な天然の油分に含まれる抗菌作用で、
変色しにくくお手入れ次第で大変長持ちするので、
野菜はもちろんのこと、お肉なども安心してご利用いただけます。
四万十ヒノキのヤニは木が健康な証拠です。
ヤニは汚れではなく雑菌の繁殖を抑える抗菌力の固まりです。
四万十ひのきの丸太から少量しか切り出せない1枚板を贅沢に使用していますので、
同じ表情のまな板は2度と作ることができません。
このまな板は切り出してから約100日間の天然乾燥の後、
70℃の温度で約1週間かけて乾燥させ、含水率を10%程度に落とします。
そしてさらに、板の裏表をひっくり返しさらに約2週間ねかせます。
すると、どちらかの面に反りが出ますが、
その状態でカンナを掛けると、もうそれ以上反ることはありません。
自然の力をうまくコントロールしている証といえます。
クルッと回すとまな板スタンドとして使えます。
ご使用後は回転部分を回して、まな板を垂直に立てることができます。
水切れが良く収納に便利!いつまでも清潔に使い続けられます。
上手に使って長持ち!
四万十ひの木のまな板には適度な弾力があり、
包丁の刃先を柔らかく受け止め、包丁を長持ちしさせるうえ、
トントンというほどよい跳ね返りで、腕の疲れを軽減させることから、
プロの料理人にも重宝されています。
良いものだからこそ、少しの手間をかけることで、
長持ちさせ、お料理を楽しくさせるような愛着のわく調理器具として
ご愛用していいただきたいと思います。
長くご愛用いただくための3つのポイント
①ご使用前に水で両面をしっかり濡らし、まな板に膜を張ることで匂い移りとシミつきを防ぎます
②使ったまな板は食器用洗剤で洗い、スタンドを立てて日陰の風通しの良い場所で乾燥させます
③黒ずみや傷が目立ってきたら、サンドペーパーなどで削りましょう
木製まな板にしてはいけない3つのこと
①漂白剤は使わない!薬への耐性がないため、黒ずみをさらに変色させてしまい、木本来の性質が損なわれてしまいます
②急激な乾燥をしない!乾燥機などによる急激な乾燥は、まな板の反りにつながることがあります
③直射日光にあてない!急激な温度変化もまな板の反りにつながることがあります
内容量
まな板(小) 「四万十ノ」刻印入り
サイズ:厚み1.5cm×横16cm×縦30cm 1枚